少し前に記事がありましたが
こちらの記事になりますが、日本の太平洋戦争時の行動についてシンガポールの評価を書いています。そこでは、日本兵の行動は決して紳士的ではなく、むしろ、外国の方の扱いは諸外国と比べても酷いものであったという話でした。
しかし、この事実に驚くことはありませんでした。むしろ、至極当然の結果だという印象しか受けませんでした。
日本人はよく礼儀正しくて親切という話をよく聞きますが、実際の話で言えば、決してそんなことは無いと思います。
比較対象として、中国人の残酷さを語られることが多いですが、時系列で比較しても、中国と日本でさほど変わらないという印象です。もちろん、中国人は野蛮だと言われるような行動があるという記事が最近の中国の新聞に書かれるほどですので、そういう傾向はあると思いますが、それは考え方の違いだと思っています。
むしろ対人関係という側面から見れば、中国人の方が積極的で有効的であるという気もします。
日本人は差別的
差別という意味では万国共通だと思っていますが、日本の差別的な考え方は世界的に見ても遅れていると言わざるを得ません。
特に奴隷のような被差別的な存在に対する考え方がかなり遅れています。諸外国で奴隷は近現代においては資産という考え方をすることが多いです。資産というのはどういうことかというと、投資をして長期にわたって利益を上げるものであると言えます。
ですので、奴隷と言っても、酷使したりすることは少なく、それなりの生活を送ることができる場合も少なくありません。
一方で、日本の奴隷というのは基本的に消耗品です。そのため、コストをかけず、利益を上げられるだけ上げて使い捨てるというのが一般的です。
日本においてブラック企業という話が出て来やすいのも、その考え方が一般的となっているためです。原則として、「下の人間は上の人間に常に尽くすべき」という考え方が基本になっています。
そう言った事情を知っていれば、戦時中に現地の人や捕虜の人を酷使して使い潰したというのも、当然あり得ると思ってしまいます。
日本人は抑圧することを好む
海外の人との大きな違いは、日本人は相手を抑圧することを好むということです。海外の人であれば、不満はあったとしても、それがガス抜きのようなものであれば、許容する場合が多いと感じますが、日本人はそう言ったガス抜きのようなものも抑圧しようとする傾向が強くあります。
もちろん、そう言った人ばかりでないのはありますが、全体的な傾向として常に従順であることを強制するという意味では、ある種病的とも言えます。
このことから、シンガポールにおいて日本兵が現地の方を抑圧したというのは、紛れもない事実でしょう。もちろん、中には本当にテロリストのような人もいるかと思いますが、日本人は思考が中世の頃のままなので、おそらく魔女裁判のようなものだったと思われます。
日本は世界で最も遅れた国
日本は世界でも有数の技術力を持つ国ではありますが、思考という面で言えば最も遅れた国であると言えます。
それは他の国が中世に経験したことを近代の大戦中に行っていたことからも明らかです。そして、今日本がガラパゴスであることや、日本のやり方が世界で通じなくなっているのも、そう言ったことが根底にあるのは間違いありません。
結局、日本は人を活かす国ではなく、人を殺す国だったというだけの話です。
これから日本が世界に追いつくためには、グローバル化する必要があるわけですが、日本の現状を考えると、もはや日本という枠組み自体を壊すより他には無いような気もします。