時事自考

時事ネタを中心に個人的な考察を上げていきます。

願いをかなえる方法

よくある話で「願っていることは実現する」という話があります。

これは多くの事例があるように、ある一面においては事実になるのですが、色々と落とし穴のようなものがあって、信じられないという方も大勢いると思います。

まず、この願いが叶う仕組み自体が、この世界の仕組みそのものであるからに他ならないからです。

宗教を少しでも知っている方であれば、「慈悲」という言葉は聞いたことがあると思います。

具体的には、その宗教内での最高の存在は「慈悲」を持っていて、それによって、人を導く、というのが、大雑把な内容になるかと思います。

個人的な見解でいえば、この存在というのは、本質的に世界の仕組みそのものであると考えています。

このことについては、後の方で話をしますので、とりあえずは、願望実現についての話をしたいと思います。

 

先の話はよく聞く話ではあるものの、多くの人にとっては実感することが無く、眉唾な話と思われるかなと思います。

その原因としては、いくつか考えられるのですが、個人的に多そうなものとして

  1. 願いの内容が正しくない、あるいは不十分
  2. 願いをかなえるための行動を行っていない
  3. 無意識のうちに願いを否定している

あたりが考えられます。

まず最初の「願いの内容が正しくない、あるいは不十分」というものですが、例えばとして、「お金が欲しい」という願いをしたとします。

この願いを叶える側の立場で考えるとわかりますが、5W1Hが全くないため、願いを叶えることができない、あるいは、願う人の意図とは異なる結果になります。

先の例でいえば、「道端で100円拾った」だけでも願いがかなったことになります。

しかしながら、願った人の立場では、「こんなの叶ったうちに入らない」と言うと思いますが、実際には願ったことが実現しているので、これで願いは完了、となります。

このパターンの場合は、願いが不完全で、願いが叶っているにも関わらず、叶っていないことになってしまうというものです。

これを改善するには、「相手の立場になって考える癖をつける」のが良いかと思われますが、そんな余裕がないという方であれば、願い事に対して、5W1Hがしっかり含まれているかを紙に書いてみるのが良いかもしれません。

 

次の「願いをかなえるための行動を行っていない」というのは、願いを叶えるために必須の条件ではありませんが、願いを叶いやすくするというものとなります。

なぜ、願いを叶えるのに行動が必要なのかと言われると、願いを叶えるのには、願いの程度に応じて、エネルギーが必要になるためです。

行動しない0の状態から、100のエネルギーが必要な願いを叶えるには100のエネルギーが必要ですが、何かしら願いに近づく行動を起こすことで、20なり、30なり、50なりの状態からスタートできるのです。

例えば50の状態からスタートしたら、必要なエネルギーは半分で済むという話になります。

これが必須でないのは、人によって、持っているエネルギーが違うためです。

具体的には、バイタリティのある人、元気のある人などが当てはまります。

特に何かしているわけでもないのに、そこそこくらいは成功している人は、こういったパワーでごり押しな人も結構います。

そういうバイタリティのない人は不利なことは不利なのですが、その不利な部分を行動によって埋めることが可能になっています。

その一つが「感謝する」ということで、先の例で「道端で100円拾った」時に感謝をするような人であれば、エネルギーは少しずつ上がっていきます。

また、願いを叶えるために、「願いにエネルギーを注入する」という行為も必要となります。

具体的には、「願いをなるべく多くの時間考える」ということになります。

実際には単純な時間量の話ではないのですが、ここでは「時間が多いほど叶いやすい」とシンプルに考えていても良いかと思います。

 

最後の「無意識のうちに願いを否定している」というのは、2つパターンがあって、一つは「否定的に考える癖がある」場合と、「自分の経験上無理のある願いをしている」場合の2つがあります。

前者は考え方の癖ですので、矯正するしかないのですが、かなり時間がかかると考えた方が良いかと思います。

対策としては、簡単に叶いそうな願いを何回も行って、自信をつけるというのが一つの方法かなと思います。

後者は例えば、10日後に1000万円手に入れたい、というような、自分自身で無理だと感じるような(人によっては、この願いでも不可能ではないという人もいるでしょうけど)ものを設定してしまっている場合です。

こういう場合は、たいてい心の中で「絶対無理」だと思ってしまっているので、願いが叶うことはありません。

こちらの対策は、願いの内容として、When(いつ)の部分はなるべく無理のない数値を設定することです。

先のエネルギーを願いに注入する、という話とも関係していますが、期限が短ければ短いほど、注入できるエネルギーは少なくなりますので、なおさら願いは叶いにくくなります。

 

少し長くなってしまいましたので、「慈悲」と世界の仕組みについては、別の記事で書いてみます。(あまり期待しないでください)

 

もし、願望はあるけど、実現できない、と感じている方がいるのであれば、これらを見直してみるのも良いかと思います。