時事自考

時事ネタを中心に個人的な考察を上げていきます。

3歳児神話は本当にないのか?

三つ子の魂百まで

とはよく言ったもので、3歳までの教育が子供の成長に大きな影響を及ぼすという話です。

ただ、先ほど見つけたこの記事ですが

デタラメと断言していますね。

しかし、記事の内容をよく見てみると、3歳児神話自体はデタラメであるものの迷信ではなく、3歳児までの育て方が子供の成長に影響する可能性は高いと考えられます。

それは何故かというと、以下の3つの文章に現れています。

一つ目が「昔は日本でも、子どもは地域、親戚、大家族の中で育ったわけです。お母さん一人に育児を任せることは、日本の伝統でも何でもない」、二つ目が「「3歳児神話」とは、子どもが3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼす」、三つ目が「北欧では生後6ヶ月頃の子どもを保育園などに預けることが一般的だが、「3歳児神話」が正しいならば、「多くの子どもが人格に問題を抱えている」はず」になります。

この中で語られていないこととして、「現代日本では人格に問題を抱えている人が多い」という事実です。実際にコミュ症やうつ病などの精神系の病気を抱えている人は多いです。

その理由として、本来は社会全体として行っていた子育てを母親がすべきものとしてしまったことによるものだと思いますがこう考えると、北欧で保育園に預けて、社会と接点を持たせることは、逆に人格に問題を抱えないようにするのに効果的なのではないかと思うわけです。

思うに、一般的に言われている3歳児神話というのは、効果がないのでなく、逆効果で、実際は早いうちから社会に出して、他人と関わり合いを持たせるようにするのが、一番いいのかもしれません。もっとも、歴史上の天才(彼らは往々にして性格上の問題を抱えていたようですが)のようにしたいのであれば、母親が英才教育をする方がいいのかもしれません。