しばらく気づいていませんでしたが・・・
以前(といっても数日前)に書いた記事にいろいろコメントをもらっていたようです。
いろいろと意見をもらっていて、参考にさせていただいています。
むしろ、こんな場末の適当ブログにコメントをもらってしまっていいのだろうかという気はしますが、どうやって返したものかと思った結果、今回は記事として返信させてもらえればなと思います。
外資系ってどうなの?
まず、意見としてもらった中にあった外資系押しですが、いろいろ書いたものの、個人的にはいい選択肢とは考えていません。
ただ、国際標準的な仕様に基づいている場合が確率として高いとは思うので、業務上で手に職、技術だけでなくノウハウや人脈なども含みますが、を得られる可能性は高いかなと思っています。
と言っても五十歩百歩といったところだと思います。
結局のところ
正社員が最高でない理由は、正社員は平日の日中が拘束されることと、業務の都合により、残業や休日出勤を余儀なくされる場合があることです。
時間単位の勤務形態であれば、こういったスケジュール的な部分の制約については、だいぶ自由に組むことができるため、プラスアルファなことをするには都合がいい部分もあります。
もちろん、正社員でもできないことはありませんが、基本的に使えるのが土日か昼休みか深夜になってしまうため、できることが限られる可能性もあります。
効率としては
私は起業自体が効率がいいとは考えていません。
リスクも高いですし、特に、とっかかりの段階では、かけている労力に対して得られる成果は微々たるものという可能性が高くなりがちです。
どちらかというと保険や投資に近いものだと考えているので、みんながみんなやるべきとは思ってはいません。
むしろ、ポートフォリオの1つとして、メリット/デメリットを把握した上でやるのが理想です。
特に日本では、最悪の場合のセーフティネットとして生活保護があるので、「日本国は大丈夫、一蓮托生」という考えであれば、むしろ起業なんて「やりたいことがあって」という起業のもう一つの側面を目的とする場合を除いては、しない方がいいかもしれません。
起業の目的
起業するのであれば、やはり目標は決めておいた方がいいかと思います。
しかし、この話の前提として「(就業形態に関係なく)なんらかの収入はある」という前提ですので、いくら収益を上げるという目的だけである必要はありません。
「自分はこういうことをやるのが好きだ、だからこれで稼ぐ方法はないだろうか?」という方向からの起業を目指すのもアリかと思います。
逆に言えば、こんなのでお金を稼げるはずがない、と思っているものほど、競合がいなくて稼げる可能性を秘めているとも言えます。
しかし、このくらいの難易度というのも含めて考えると、効率は下から数えた方が早いくらいと言っても過言ではありません。
日本が潰れる可能性
ここまで、散々に起業は効率が悪いとこき下ろしてきたわけですが、それでも起業を勧めるのには理由があります。
一つが日本自体が経済的に危ない状態にあるということです。
インフレしているのに景気が良くなった気がしないというのが、その兆候だったりします。
昭和恐慌の直前も、聞いた話では直前にインフレしていたけれども景気がよくなかったらしいので、同じような事態になる可能性も十分考えられます。
そういった時に、備えるためにも、効率が悪いにもかかわらず、少しでも本業以外の収入を得る手段を確保しておくことをお勧めします。