吹き替えvs字幕
最近はてぶで話題になっている、吹き替えvs字幕ネタですが、どちらかと言われれば、私は字幕の方がいいです。
これは決して、字幕の方が大人っぽいとか、原文を聞いているため理解が進むとか、そんな高尚な理由なんて全くありません。
では、なぜ字幕が良いか、というと、「圧倒的に聞き間違いが起こりにくい」からですね。
吹き替えはあくまでリアルタイム
私は、会話というのがあまり得意ではなく、間のない長時間の会話になると、だんだん理解が追いつかなくなってくることが多いです。
しかし、文字のテキストの場合、漢字などの省略符号が使われることにより、同じ文章であっても、理解に必要な要素の数が少なくて済みます。
そして、ある一定(割と長め)の時間のうちにテキストを読みきってしまえば良いので、どこかで一瞬引っかかったとしても、取り返しがききます。
ですが、吹き替えはあくまでリアルタイムでテキストが進行してしまうので、一瞬あれ?と思ってしまうと、後戻りできなくなってしまいます。
なので、完全にストーリーを追っていこうとすると、頭の中の内容が断片化されてしまいますので、やはり字幕の方が頭に入って来やすいというのはあります。
考えなくても良いのであれば
とはいえ、映画の全てがそういった類のものではないでしょう。
アニメとかもそうですが、たいていの場合、セリフの半分以上は重要な意味を持ちません。
要は、流して消費できるコンテンツであれば、あえて字幕にする必要もなく、吹き替えで良いかなとおもいます。
その方が楽ですし、大雑把に流れだけ理解してしまえば良い、という意味では吹き替え版の選択肢は妥当かなと。
それでもやはり、字幕がいい
ただ、私個人としては、やはり見る以上は、それなりに内容を追っていきたいと思っているタイプなので、字幕の方が良いですね。
私がアニメなんかもほとんど見ない(見ていると思われがちですが)のは、会話を聞き取る能力が基本的に低いことに由来しています。
そのせいか、映画なんかもほとんど見ない(字幕でも作品のペースに多少なりとも合わせる必要があるため)のは、そのためです。
ただ、見るのであれば、字幕の方が楽かな?とは思います。