結婚っていうけれども
結婚ってコストがかかる、と一般的には思われているようですね。
と今日ブログを巡回してみて思ったわけですが、それはこちらの記事からです。
ここで言っていることは、まるっきりその通りなんですよね。
結婚、そのものだけを対象にした場合は、かなりコスパがいいのですね。
まじめに結婚のコスパを計算してみる。
かかるコストは役所に行くまでの往復の交通費と書類を書いて提出する時間だけ。
時間当たりの給与換算を高めに見て2000円だと仮定すると、コストの合計は交通費二人分で2000円、移動時間と書類を書いて提出する時間で多く見て8人時=16000円になります。
どんなに多く見積もっても、せいぜい2万円ってところでしょうか。
得られるメリットとしては、まず、住居費や食費などの固定費が軽減できます。
だいたい、二人での生活になることで、低く見ても2割は抑えられるでしょう。
住居費が安く見て二人で月12万円、食費(材料費)が二人で月4万円、それに加えて、料理を交代でやれば、準備の時間を1日1時間として30時間分節約できます。
どのくらい浮くかというと、住居費が24000円程度、材料費が8000円程度、準備にかかる時間を時給換算で60000円になります。
というわけで、月あたりの利益は10万弱、ということになります。
ということで、1か月も一緒に生活していれば、元は取れる、ということになります。
それはコストじゃなくてリスクです。
引用したブログでも言っていますが、「離婚するかもしれない」とかはコストじゃなくてリスクです。
リスク要因をすべてコストに組み込むのは、はっきり言って愚策ですね。
例えば車ですが、「買った翌日に大破するかもしれない」と言ってしまえば、車のコスパは結婚の少なくとも10倍~100倍くらいになりますよね。
これはコスパがいくら何でも悪すぎなので、車は買わないほうがいいでしょう。
あとはマイホームですけど、「買った直後に大地震が起きて避難生活を余儀なくされるかもしれない」ということもあるので、マイホームのコストは結婚の2000倍から3000倍くらいになるんじゃないでしょうか。
こうしてみると、このあたりのコスパは恐ろしいの一言に尽きます。
さらに言ってしまえば
仕事も「入社した直後に会社が倒産するかもしれない」というのもあるわけですね。しかも、会社に入るのって結構いろいろ書類書かないといけないわけです。
人事がいろいろやってくれればいいですけど、そうでない場合は自分で役所に行かないといけないですしね。
そして、給与は後払いなわけですが、会社が倒産した状況によっては、「給与が支払われないかもしれない」なんてこともあるわけです。
これは・・・コスパなんてチャチなものじゃ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。
って気分が味わえます。
もう、ぶっちゃけ、ここまで来たら仕事をしなくてもいいんじゃないでしょうかね。
という冗談はおいておいて
普通に結婚も子育てもコスパとしては、かなりいい部類に入るとは思います。
というのも、一般的な社会において、一番コストが高いのは何かというと、人件費だからです。
結婚も子育てもそうですが、コストが0に近い状態で人を抱えることができるというのは、ものすごいコストパフォーマンスなわけです。
本来なら自分のサポートをしてくれる(実際はお互いサポートするわけですが)、人が一人増える。
これだけで本来コストとしてかかる、少なく見ても数万円、下手すれば数十万円のコストが浮くわけですから、パフォーマンスとしても優秀かなと思うわけです。
仮に離婚リスクを考慮したとしても、コストパフォーマンスは決して悪くはないと思います。