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時事自考

時事ネタを中心に個人的な考察を上げていきます。

家事代行ベアーズの炎上noteについて考えてみた

大本は消されたみたいですが

こちらに魚拓が残っていたので見ていたのですが、個人的にはほとんど同意できませんでした。

まず、全般的に言えることが、論理展開が雑であることです。そもそも、明確に命題を定義して主張しているにもかかわらず、例外は命題を満たさないものが例外だ、と言っている点です。

 

これを証明問題として例えるなら、「カラスは黒い」という命題を言っておきながら、「カラスは黒くないという例外もある」という注釈を入れているわけです。もっと分かりやすく言えば、「カラスは黒い」ことを証明せよという問題が出されて、その答えに「カラスは黒い、しかし例外として黒くないカラスもいる」と答えるようなものです。

文章全体的に論理矛盾を抱えているため、主張としてはお粗末なものではありますが、炎上したことから、それなりには影響力があったということなのでしょう。

 

口は出すが責任は負いたくないわがままな生き物

こういうパターンはよく見ますけど、これって逆の立場だった場合、同じようなことを言うんじゃないかなという、完璧な「おまゆう」理論だったりします。

具体的には、以下のような流れです。前提は、部下に仕事を投げている部長のやり取りを想定しています。

部下:「こちらの依頼されていた資料を完成させました!」

部長:「この資料、業務分析のグラフができていないじゃないか、それと結論は後に持ってくるのは良くないぞ。」

部下:「じゃあ、部長が作ればいいじゃないですか。」

部長:「それは別の話だ!」 

という展開が余裕で予想できます。この理論で言えば、この部長は相当にワガママな生き物ってことですね。なるほど、すごい理論だ(棒)。こういう人には何か言われたら、「じゃあ、あなたがやればいいじゃないですか。」って言うに限りますね。そういう人に限って言ったら怒ると思いますけどね。結局、定義を当てはめていくと、このnoteを書いた人が一番ワガママだったという、「お前が言うな」の典型ですね。(笑)

数字だけでは燃えてくれないめんどくさい生き物

今の時代、数字だけで燃える人なんていませんから、残念!何せ、会社が売上一億円目指したところで、自分に還元されるのなんて、1%もあるかないかですから。それで燃えるとかマジで意味がわかりません。

このnoteはよく燃えたようですけどね、意味がわかりません。

これで燃える人がいたのは、会社が正社員として雇用を担保してくれるという信頼関係があって、業績が上がれば給与やボーナスにも反映される、という幻想があったからでしかありません。

会社:「この幻想をぶっ壊す!」

とか言ってしまった以上、燃えるわけがありません。

薪をを燃やせば暖を取れますが、壁に描いた薪の絵は燃やせませんから。まあ、壁に描いた薪が燃える絵で暖かいと思い込むことはしばらくは可能ですが、最終的には寒いという現実には勝てなくなってしまって、思い込みは消え失せてしまうわけです。

ちょうど今の労使関係は、そんな感じで冷え切ってしまっていて、もはや絵に描いた薪では代用にならないレベルになっていると言っても過言ではありません。

それと、「雑な指示をしてはいけない」なんて、男女に限りません。マネージメントの基本です。裏を返せば、男性であれば「雑な指示でやらせる」と言っているわけで、典型的な丸投げ人間ですね。

解決しなくても共感してくれればいいと思ってる意味不明な生き物

そもそも、この主張は公私を考慮していないというのが問題です。基本的に「公」の場面であれば男女関係なく問題解決の方向性で話をする場合が多いです。もちろん、結論までの筋道に違いはあるかもしれませんが、それは個体差という程度のレベルでしかありません。逆に「私」の場面であれば、男女関係なく問題解決の方向で話をするとは限りません。

よく聞く話で、社員が飲み会で上司や会社の愚痴を言う、というものがありますが、これは問題解決を目的としていません。それこそ、「会話でつながりを感じて安心感や満足感を得るもの」の典型ではないかなと思います。

それ以外にも、男性であれば趣味の話も問題解決を目的としているとか意味不明です。もちろん、ゲームとか目標が決まっているものであれば、問題解決的な要素はありますが、それは男女関係ないですし。小説とかお笑いとかであれば、問題解決的な話がどのようになるのか想像がつかないです。

おかしい仕事観

そもそも論で言えば、「よく面談で女性に泣かれて」と書いているように、そういう事態になるようなことをしているのは間違いありません。その原因は何かはわかりませんが、個人攻撃、実のない叱責、不条理な詰問あたりではないでしょうか。

いくら仕事とはいえ、そういったことをしているような人と仕事をしたくないというのは、至って自然なことだと思います。

結局のところ、このnoteの筆者は仕事観そのものがおかしかったという結論にならざるを得ません。降格処分についても、今回のはきっかけにすぎず、力不足だったのかもしれません。

まあ、それも「お前が言うな」ってところだと思いますが。