払われない保険料
昔から、「実際に病気とか事故にあったけど、保険金が払われなかった」というトラブルは多かったわけですが、最近は「がん保険」でトラブルが多発しているようです。
万一のために、と思って
保険って入るものだと思うんですよね。ですけど、いろいろと条件に適合せずに払われないパターンは多いようです。
特にがんはいろいろな事例があるせいか、支給条件に合致しない、なんてパターンが多いようです。
ですが、万一のためを思って月数千円から数万円を支払って、いざというときに支払われない可能性を考えると、保険を契約するのは正しい選択肢ではないのかもしれません。
とはいえ、カバーしている範囲の大きさを考えると、まったく無意味とまでは言いませんが、がん保険に関しては、事例の多様さも考えると、かける価値は無いように思います。
万一のことがあっても
ですが、万一の備えは安心を得るためには必要かと思います。
そういう意味では、保険も投資の一つであるといえるでしょう。
ただ、病気で仕事での収入がない場合であれば、会社の健康保険により傷病金手当というのがもらえるそうです。
さらに、それ以外でも生活保護を受けることもできます。
万一の場合に働けなくなったとしても、この辺のセーフティネットを使うことで、別に生命保険に入らなくても生活はしていけるということです。
また、医療費の問題ですが、実はこちらも健康保険に加入していれば、月額で8万円を超える医療費については、補助が出ることになっています。
実際に私が入院した際にも、実際にはこれで相当の金額が戻ってきました。
さらに万一に備える
そのためには、やはり、他に投資することも検討すべきだと思います。
例えば、健康なうちに事業を計画して、それを副収入にするというのは手段だと思います。
月額の生命保険の掛け金分を、事業に回せば、2,3年で50万くらいは回せることになります。
また、うまく他の人と連携して事業を回していけば、内部留保も作りやすく、節税にもなります。
この節税効果は、ぶっちゃけると生命保険の比にはならないですね。
万一のことがあれば、内部留保を取り崩しつつ、食いつなぐことも可能かと思いますし、ビジネスとして回っていれば、ビジネス自体がお金を稼いでくれます。
保険も投資の一種なのでリスクは同じと考えるべき
当然、ビジネスにしても、投資なので、うまくいく保証はありませんが、保険も降りるかどうかわからないということを考えると、投資であるといえます。
ですので、最終的には、生命保険はだめだから加入しない、ではなく、自分のポートフォリオとして、生命保険を組み込むかどうかにかかってくると思います。
実際に、確率としては降りない確率よりも降りる確率の方が圧倒的に高いわけですし、ただ、保険は利益を得るものではないので、そこをどのように扱うかにかかってくると思います。